SnowLeopardを入れてみて・・・

さて、SnowLeopardのインストールが終わって再起動し、色々確認してみました。まあ、ザッとまとめます。
Leopardの私の環境の最後の状態からの話なので、本来は先にアップデートとかしていれば問題にならなかった話もあります。あくまでも私の環境で起きたことですのでご了承ください。


・セキュリティソフト「パーソナルアンチスパムX5」「ネットバリアX5」が動かなかった。
Integoページを見ると対応しているとあるのだが・・・これについてはインストールし直したら動きました。(「パーソナルアンチスパムX5」はあまり自分として効果が薄いので今回アンインストールしたら入れませんでした)
というか、Integoのアップデートソフト自体がなんか対応してなかったような挙動。なのでSnowLeopard対応のアップデートをしないまま、SnowLeopardにしてしまったからデットロック(対応版を入れようにも、対応してないから入れられない)のようになったようです。
Intego製品は最新状態にしてからSnowLeopardにした方がいいですね。


CISCO VPN Clientが動かなかった。
これは最新にしたら大丈夫でした。あと、一緒に使っているWindows Remote Desktop Connectionも起動時にRosettaを要求されてダウンロードすれば起動しました。


Safari Gesture(というよりSIMBL)が使えない。
これは他にも記事を書いている人もいて私にとっては大問題。マウスジェスチャーSafariの操作をしていた自分としてこれが無いのはかなりストレスです。SIMBLCocoaアプリケーション(Mac OS Xで動作するアプリケーションの形式)の機能拡張プラグインなのですがこれが使えないからSafari Gestureも動かないようです。うーん、どうなることやら。代替品を調べてもあまり良さそうなのがないので、対応を待つしか無いですね。


・Quick Time Xがかなり良い!
なんか機能が色々変わったようで、無くなった機能で悲しんでいる人もいるようですが、自分にとってはあまり影響がなく、むしろいい方向に。前のバージョンからあったのか確認がとれてないですが、iPhoneでムービー撮影したときに出来る動画のトリミングが出来るようです。あと、ムービーの書き出しがiPhone対応やiPod対応で書き出しできること!わざわざ変換ソフトにかけなくても動画の形式変換が出来るので嬉しいです!見た目のデザインもスッキリしてかなりのメジャーアップデートと思います。アイコンも変わったし。


・とにかくLeopardと比べ色々速い。
起動時間が速くなったように感じます。あとアプリを開いたときに画面が出るまで(アプリ起動時間)もかなり速い。Safariも速くなったと感じます。ちょっとした改善かもしれませんがストレスが無くなる分、日々使っていくとありがたみを感じるでしょう。でもまあ、速度向上という話だとiPhoneの3Gから3GSに変えたときほどの驚きは無かったですが。


・スタックのグリッド内でスクロール可能。
これがLeopardでは出来なくてストレスでした。数が増えてきて最初の一画面に表示しきれないと、結局Dockからのスタック表示状態からオープンや起動ができなくてフォルダを開いてまた探してクリックして・・・でしたが、SnowLeopardではその中でスクロールが出来るようになって便利になりました。こういう小さな改善なんだけど、大きくユーザエクスペリエンスを良くするものは感動しますね。


とにかくまだまだダメなところ・良いところは出てきますが、OS機能だけでみれば圧倒的にSnowLeopardの方が使いやすいです。世間的にはTigerLeopardインパクトはSnowLeopardには無いですが、Mac OSとしてかなり成熟したLeopardなのでそこからの更なる向上という意味では大成功なのではないかと思います。(という意味だと、10月にある大不評なWindows Vistaから、評価の高いWindows7のアップデートの際には、Windowsの方がより騒がれてしまうかもしれませんけどね)