文化庁メディア芸術祭

第13回文化庁メディア芸術祭
諸事情でお休みになっていたので、ふらっと今日から始まる文化庁メディア芸術祭を観に、国立新美術館に行ってきました。
無料で入れるお得なイベント。時間的には結構遅めに行ってしまったので、国立新美術館で他にやっていたルノワール展もかなり気になったんですが・・・そこは泣く泣くスルー。

で、肝心のメディア芸術祭の方ですが、メディア芸術＝アニメやゲームなの？というくらいアニメやゲームが多かった。いや、嫌いじゃないんだけどもっとインタラクティブなアート作品があるのかと思いきや、多くがジャパニーズオタクな感じはあった。でも色々見たけど楽しかったですよ。やはりというか、東のエデンやサマーウォーズがあったり、東京マグニチュード8.0があったり。この辺の良さは僕自身も好きなので文句なしという感じかな。個人的にちゃんと観たいなと思ったのは「電信柱エレミの恋」がなんか可愛くて気に入りました。電信柱が人間に恋をするという斬新な設定。

あと、電気グルーヴの「Fake It」のビデオクリップもあったなあ。ビデオクリップ系だとSOURって人たちの「日々の音色」がめちゃくちゃ良かった！！これ、なかなか観てて感動する。ポップでせつなくて温かいSOURの曲もいいんだけど、ウェブカメラに映る人たちの映像の組み合わせで合体させた顔やビジュアルを作り出しててアイディアとして面白い。Youtubeにも動画があるので観てみると良い。

余り広くなくて小ざっぱりとした芸術祭でしたが、いい刺激になりました。こういうものに最近触れてなかったなと。脳が活性化されて最近の仕事の忙しさとかでさぼっていたクリエイティブな考えや感情が復活した感じでした。こういうのは毎週、少なくとも毎月触れていったほうが人間の創造力を維持できるなと思えます。